NYシティマラソン開催 イベント満載の週末

2時間27分3秒でゴールした女子6位のプリスカジェプトゥー選手(手前)(photo: Sugitatsu)

 ハロウィン、ニューヨーク・メッツが参戦したワールドシリーズ優勝決定戦など、ニューヨークの先週末はイベントが盛りだくさん。なかでも、秋のはじめの風物詩といえば、ニューヨークシティマラソンだ。1日日曜、第45回の同大会に5万人以上が参加し、おもいおもいのレースを終えた。
 日曜の気温は華氏50度台(摂氏10〜15度)で推移。ランナーのみならず、沿道に集まったおよそ100万人の応援者たちにとっても、過ごしやすい日になったようだ。例年通り、ブルックリンからクイーンズ区へ抜け、1番街を沿ってマンハッタン区を上がり、ブロンクス区に入った後、ゴールの設置されたセントラルパークのフィニッシュテープを目指した。
 歌手のアリシア・キーズさんは、自身のフェイスブックにメダルと写ったセルフィーを投稿。5時間50分52秒で終え、納得のレースだったようだ。俳優のイーサン・ホークさんは4時間25分30秒、ティキ・バーバー元フットボール選手は4時間50分56秒、女優のカトリーナ・ボウデンさんは4時間19分39秒で終え、大健闘のレースだった。ジェームズ・ブレイク元テニス選手は、3時間51分19秒でフィニッシュ。取材に対し、「かなり難しいコースだった。4時間をきれるとは思っていなかった」と述べた。

沿道の声援を受けてゴールを目指す車いすの選手たち(photo: Sugitatsu)


ゴール直前で米国のメブ・ケフレジギ選手と競り合う川内選手(photo: Sugitatsu)