ハロウィンの風物詩であるジャック・オ・ランタンをコンポスト(堆肥)にしてして再利用するプロジェクトをクイーンズ植物園が実施する。
クイーンズ植物園が実施している「NYCコンポスト・プロジェクト」という取り組みの一環として行われるこのかぼちゃ処理イベントはことしで2回目を迎える。毎年ハロウィンが終わると用無しとなったジャック・オ・ランタンが玄関先に無造作に放り出されている光景がよくみられるが、このプロジェクトはそれらのかぼちゃを有効的に再利用しようというもの。参加者は持参したかぼちゃを除雪道具などで粉砕して、堆肥にする。堆肥となったかぼちゃはニューヨーク市内の公園や街路樹に撒かれ肥料として再利用されることになる。
植物園で同プロジェクトのコーディネーターを務めているジェラミー・テッパーマン氏は、「かぼちゃの粉砕は子どもにも大人にも楽しんでもらえるはずだ」としており、「このような楽しいイベントを通してニューヨーカーに生ゴミを堆肥にする取り組みの大切さを知ってもらえたら」と述べている。
同イベントは8日午前10時〜午後2時まで、スキルマン・アベニューと43丁目で開かれるグリーンマーケットで行われる予定。