NYの地下から大量の人骨 リアル版「ボーンズ」?

Fox系列で放映中、第11シーズンの制作も決定した、人気のテレビドラマシリーズ「ボーンズ(Bones)」は、“ボーンズ”の異名をとる天才法人類学者テンペランス・ブレナンが、さまざまな状態や状況で発見される骨から、事件を解決する犯罪ドラマ。骨から、ありとあらゆる細かい証拠を見つけ出し、FBIの難事件に挑んでいく。実在の法人類学者のキャシー・ライクス氏が主人公のモデルだそうだ。ニューヨーク市は今、ブレナンやライクス氏の手が必要な事件に直面している。
 4日、マンハッタン区グリニッチビレッジのワシントンスクエアパークで行われていた1世紀以上前の古い水道管工事の作業中に、土木作業員が地下8フィート(約2.4メートル)の深さに、幅15フィート(約4.6メートル)、長さ20フィート(約6メートル)の何かを発見した。開けてびっくり。そこからは、なんと人間の白骨が大量に発見されたのである。
 それはどうやら19世紀の地下納骨所だったようで、少なくとも12人の人間の骨であるという。ニューヨーク市は、「取り急ぎ現場を検証し、すべてを回収した」と発表した。
 ワシントンスクエアパークとウェブリープレイス近くの現場は、現在車両と歩行者が通行できないようになっている。市は地元メディの取材に対し、「市の各部署と連携し、調査中。詳細はまだ何一つ分かっていない。考古学者と人類学者を迎え、詳しい死因や状況、この場所で発見された経緯などを確認している」と述べた。
 リアルなブレナンたちは骨から、どんな被害者の人生とドラマを暴いていくのだろうか。

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