8年生の宿題に母親愕然 不適切な性的表現エッセー

 ニュージャージー州の学校の8年生のクラスで、「一夜限りの関係」や「性病」など性的に不適切と思われる表現を用いた宿題が出されたことで、保護者が困惑しているという。
 同州ローレンスタウンシップのセダービルにあるマイロン・L・パウエル・エリメンタリースクールに通う13歳の息子をもつエイミー・ローパーさんは、息子のエッセーの宿題として与えられた課題が、子どもの宿題としてあまりにも不適切であるため、愕然としたという。課題は、「親友の開いたパーティーに参加し、お酒を飲んで記憶がなくなるほど酔ってしまい、複数の友達に止められたのに初めて会った異性と一夜限りの関係を結び、1週間後にヘルペスに感染したことを知った。あなたはどうする」という内容の文章を読んでエッセーを書くというものだった。ローバーさんの息子は、この宿題を面白いと思い母親に見せたというが、宿題は提出しなかった。
 ローパーさんは息子と普段から性についてオープンに話をするというが、エッセーのクラスで取り上げる内容ではないと批判している。地元教育委員会の責任者はローレンさんに、これは必須科目の1つであり、生徒に配布された教科書「極めて優秀な生徒の7つの習慣」から引用した課題だと説明したが、ローレンさんは「性教育クラスへの参加は保護者が免除させることができるが、こんな内容のエッセーも同じく免除させたい」と述べている。

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