ユナイテッド航空は、先月27日(米国現地時間)、ブラジル内で最大の就航都市数を誇るアズール・ブラジル航空との提携を拡大し、コードシェア便の運航を開始すると発表した。これにより、両社のフライトを含む旅程で航空券の一括予約および購入、さらに最終目的地までの手荷物預入れと搭乗券の発行が可能となり、米国―ブラジル間の乗り継ぎの利便性が高まる。今回のユナイテッド航空とのコードシェアは、アズール・ブラジル航空にとって初の国際線コードシェアとなる。
アズール・ブラジル航空では、ブラジルとニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ボストン、ラスベガス、ワシントンD.C.の米国8都市を結ぶユナイテッドが運航するフライトに自社の便名「AD」をつけ、ブラジルの多くの都市から利便性の高いフライトスケジュールを提供する。さらに、フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド空港およびオーランド国際空港を経由してほかの米国都市へ乗り継ぐことも可能となる。
一方、ユナイテッド航空では、アズール・ブラジル航空の運航便にユナイテッド航空の便名「UA」をつけ、サンパウロのグアルーリョス国際空港経由で、ブラジル国内の6都市(ゴイアニア、ベロオリゾンテ(コンフィンス)、クリチバ、ポルト・アレグレ、リオデジャネイロ(サントスデュモン)、ブラジリア)への円滑な乗継ぎ便を提供する。
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