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秋のニューヨークの乾いた朝を、銃声が切り裂いた。9日午前6時ごろ、35丁目と8番街付近の34丁目ペンシルベニア駅にて、発砲事件が起きた。ニューヨーク市警察(NYPD)によると、1人が死亡、2人がけがをして病院へ搬送された。
その場で死亡が確認されたのは、首に銃弾を受けた43歳の男性。腹部と首を撃たれた45歳の男性はベルビュー病院へ搬送されたが、予断を許さない状態。48歳の男性は、銃弾が足に当たり、同じくベルビュー病院へ搬送され、命に別条はない。
警察が現場を検証したところ、8番街と34〜35丁目にあるマクドナルドの店舗前で、男らがこぜりあい、言い争うところが目撃されていたことが分かった。発砲したと思われる黒のフードをかぶった男性とマクドナルドにいた2人の男性も何かしらの事情を知っているものとして、警察が行方を追っている。男性らが事件前に言葉を交わしたことは分かっているが、警察は加害者が被害者と顔見知りだった可能性は否定している。
現在、現場付近は閉鎖されているという。
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