東京にも初店舗を構えたばかりの人気ハンバーガーチェーン店「シェイク・シャック」が、来年1月より商品を数パーセントずつ値上げすることが12日、分かった。全米でファストフードチェーン店従業員の最低賃金が値上げされることを考慮してのことだとみられている。
同店を経営するシェイク・シャック社のCEO、ランディ・ガルッティ氏は、先週の同社収支報告会にて、2016年に最大で5パーセントほどの値上げに踏み切ることを明言。近い将来、従業員の賃金が値上げされるだろう、とも述べた。同社は現在全米で46店舗を展開し、全ての店舗で従業員に平均時給10ドルを支払っている。最低賃金の設定は各州によって異なるが、同社が本拠地を置くニューヨーク州では、最低賃金を15ドルとする法案が提出されている。
ビジネス・インサイダーによると、同社が値上げを行うのは、この16カ月の間にこれで3回目。14年9月に価格を3パーセントの値上げ、ことし1月にもそこからさらに3パーセントの値上げを行っていた。