アニュアルディナーに900人集結 NY日本商工会議所

 ニューヨーク日本商工会議所(杉浦康之会頭/会員企業350社)は12日、市内のヒルトンホテルにて、五味和洋氏(NTTアメリカ社長)をディナー・チェアマン、またカルミン・ディシビオ氏(EY、グローバルマネージングディレクター)を共同チェアマンとして、第31回アニュアル・ディナー(日米年次晩餐会)を開催した。
 戦後70周年を迎えたことしの同晩餐会は、平和と友好を象徴する鳩をシンボルマークとし、日米両国の今後一層の友好と発展を期し、両国のビジネスリーダーズ約900人が一堂に会した。
 日米友好に寄与した個人に与えられる功労賞(イーグル・オン・ザ・ワールド・アウォード)は、青色LEDの開発で2014年度ノーベル物理学賞を受賞した中村修二博士と、元駐日大使として日米友好の橋渡しに尽力したトム・シーファー氏に授与された。また、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督、アラン・ギルバート氏が基調講演を行い、音楽という世界共通の文化言語を通して人々を結びつけるよろこびと使命について熱く語った。
 このアニュアル・ディナーの収益金は、独立基金JCCファンドを通して日米友好、教育、地域振興活動に有効利用される。

(左から)杉浦康之ニューヨーク日本商工会議所会頭、髙橋礼一郎ニューヨーク総領事・大使、吉川元偉国連大使、五味和洋氏(NTTアメリカ社長)、トム・ シーファー氏(元駐日米国大使)、アラン・ギルバート氏(NYフィルハーモニック・音楽監督)、中村修二氏(ノーベル物理学賞受賞者)、カルミン・ディシビオ氏(EY, Global Managing Director)写真撮影:Essel Photography