Wolfgang’s Steakhouse

ステーキハウスの激戦区、ニューヨークでひときわ人気の高いステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス」は世界に躍進するグローバルステーキブランドだ。オーナーのピーター・ズウィナー氏にインタビューを敢行し、その魅力に迫った。

一流の「サービス」「アンビエンス」「クオリティ」を提供する

名実ともにステーキの名店

一流ステーキハウスの3つの魅力

 1つ目は「サービス」。創業者のズウィナー氏は2004年、第1号店をオープンする前に、ブルックリンの老舗ステーキハウスでウェイターを40年以上務めた経験があり、ステーキビジネスの第一線で培ってきた技術とホスピタリティが現在のウルフギャングブランドの根底に脈々と流れている。
 2つ目は「アンビエンス(雰囲気)」。第1号店のパークアベニュー店は天井のタイルモザイクが素晴らしい、歴史的にも貴重なクラシカルスタイル。一方でタイムズスクエア店は、The New York Timesの本社社屋内にあり、高い天井とガラス張りの内装が近代的な雰囲気を醸し出している。店舗によって独自のアンビエンスを持つのが特徴だ。
 3つ目が食材のクオリティ。取り扱う牛肉は全てUSDA(米国農務省)認定プライムビーフという、牛肉全体から2%しか取れない貴重な部位を安定して供給している。
 これらの3つが、「ウルフギャング」というステーキブランドを一流にしているのだ。

迫力満点の「ポーターハウス・ステーキ」。サイドメニューに人気のジャーマンポテトとクリームドスピナッチははずせない

ピーター直伝パーフェクトメニュー

 オーセンティックなステーキハウスなだけあり、シーフードプラッターやウルフギャングサラダは見た目も美しく、豪華な一品。シズリングベーコンは豪快にジューシーさを楽しめる。いよいよ「ポーターハウス・ステーキ」がジュージューと音を立て運ばれてくる。表面がバターでカリッと焼き上げられた肉を頬張ると、中はしっとりとちょうど良いミディアムレアの肉で、しっかりとした食感が楽しめる。Tボーンの骨を境に片側はフィレ、もう片側はサーロインで、Tボーンよりひれ肉の割合が多い最高級部位がポーターハウス・ステーキと呼ばれる。これ以上にステーキを堪能できる部位はないであろうし、これまで食べてきたステーキの概念がくつがえる。

今回、取材に応じてくれたピーターが直々にお勧めメニューをチョイスしてくれた


 オーセンティックなステーキハウスなだけあり、シーフードプラッターやウルフギャングサラダは見た目も美しく、豪華な一品。シズリングベーコンは豪快にジューシーさを楽しめる。いよいよ「ポーターハウス・ステーキ」がジュージューと音を立て運ばれてくる。表面がバターでカリッと焼き上げられた肉を頬張ると、中はしっとりとちょうど良いミディアムレアの肉で、しっかりとした食感が楽しめる。Tボーンの骨を境に片側はフィレ、もう片側はサーロインで、Tボーンよりひれ肉の割合が多い最高級部位がポーターハウス・ステーキと呼ばれる。これ以上にステーキを堪能できる部位はないであろうし、これまで食べてきたステーキの概念がくつがえる。

スターターにはシーフード・プラッター(写真上)。ロブスターと海老はプリプリして鮮度抜群。カリッとジューシーなシズリングベーコン(写真下)と彩り鮮やかなウルフギャング・サラダに舌鼓を打つ


チーズケーキももちろん、ウルフギャング通ならアップルストゥルーデルをチョイス。甘酸っぱいリンゴとパリッと焼けた繊細なパイ生地に自家製シュラッグ(生クリーム)をたっぷりつけて召し上がれ

ウルフギャングブランド今後の展望

 自身の店を現在のグローバルステーキビジネスへと開花させたピーターだが、アジアにステーキを広めるためにも日本での出店は欠かせない条件だったという。2014年の六本木店オープン以降、丸の内店、ことしに入って大阪店をオープン。2016年3月には福岡にも店舗をオープンする予定だ。今後のさらなる躍進が期待される。

左からジオ、アミロ、タカアキ、リディア、ピーター。最高のチームとピーターが語るメンバー。紳士の雰囲気ながらも、どこか少年のような茶目っ気のあるピーターはまだまだ夢が尽きないようだ

ウルフギャング・ステーキハウス
タイムズスクエア店
250 W 41st St(bet 7th & 8th Ave)
212-921-3720
www.wolfgangssteakhouse.net
月~木・日: 12pm-11pm
金・土: 12pm–Midnight