感謝祭、サンクスギビング・デーは、家族や友人と過ごして、豊かに生きていけることを感謝する日。そのため、毎年数千ものニューヨーカーが市を出たり入ったりする。当然、道は混む。17日、感謝祭週末の移動に役立ててほしいと、グーグルは同社のもつ地図や検索機能より解析したデータによって、混雑が予想される時間などを発表した。
感謝祭の日当日、最も道が混むと予想されるのは午後2〜3時。外出するのであれば、午前中のうちに出発するか、夕方のラッシュアワー時間後を狙うのがスマートなようだ。また、当日はメイシーズのサンクスギビング・パレードの存在も忘れてはならない。道路封鎖やそれに伴う渋滞、地下鉄の移動でも多少の影響があり、時間に余裕をみることを同社は提案している。
ニューヨーク市を出る予定のある人にとって、最も避けるべきなのが前日水曜の午後4〜5時ごろだという。また週末を市外で過ごしたら、土曜の代わりに日曜にニューヨークへ戻ってくる予定を組めば、週末の時間を移動ではなく、少しでも多く人と過ごす時間に充てられるだろうとしている。
グーグルによると、ニューヨーカーが感謝祭関連で検索をかけているワードのトップ3は、肉屋(ブッチャー)、ニューヨーク自然史博物館、魚市場(シーフード・マーケット)で、同社によると、ニューヨークは世界で唯一、この“肉とハムの日”にシーフードについて検索する個性的な街だと述べている。