犬の散歩中に買い物や用事を済ませる人は多いが、大事なペットを道端の適当な場所に繋いで待たせる代わりに、鍵のかかる犬小屋を設置するサービスが開始された。
実用化に向けて、現在ブルックリン区フォートグリーンで試験的に実施されているこのサービスは、自身も犬を飼っており、大の犬好きのチェルシー・ブラウンリッジさんが発案したもの。愛犬を散歩中に買い物や食事をするというブラウンリッジさんは、いつも飼い犬のウィンストンをどうするか迷うといい、安全にペットを待たせることができるこのサービスを思いついたという。この専用犬小屋は施錠できるだけでなく、室温が適温にコントロールされ、かつ室内をチェックできるカメラも完備されている。来月までに新たに8カ所に設置し、来春にはニューヨーク市内に100カ所は設置したいと考えている。
料金は1分20セントか1時間12ドルで、実用化した際は年会費25ドルを払えばスマートフォンなどの専用アプリケーションを通して犬小屋を予約できるようになるという。ブラウンリッジさんによるとカフェなどの店舗前のスペースはその店が所有していることが多いため、設置するにあたってはオーナーの許可をもらえれば問題ないとのこと。既にこのサービスを歓迎する声が多くの人から寄せられているという。