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ニューヨーク市警察(NYPD)のビル・ブラットン本部長は2日、市における全体的な犯罪件数は減少しているものの、11月に起きた殺人や暴行事件などの凶悪事件の数がわずかに増加していると発表した。
ことしに入ってから同日までに起きた犯罪件数は、昨年同時期比で2.5%減だったが、先月報告されている強姦魔の逮捕件数は16件で、昨年同時期より15%増加していた。
先月中旬、ローワーマンハッタンで62歳の女性を暴行しようとしたホームレスの男が逮捕されており、25日にはイースト川沿いでジョギングをしていた女性を暴行したポール・ナイルス被告が、またその翌日には、キップス・ベイのストラウスハウス内で女性に性的暴行を加えた男が逮捕されている。ナイルス被告は、イースト川沿いで暴行事件を起こす数時間前にも、別の女性に未遂事件を起こしていた。
殺人事件の件数は昨年と比較し6.7%増加しており、ことしに入ってから先月30日までに319件の殺人事件が報告されている。昨年同時期には298件だった。
ブラットン本部長は、「殺人事件が増加していたのは年頭だけで、全米の主要都市の中で市の殺人発生率は低い方だろう」と述べた。一方、11月に起きた重罪の暴行事件は2.4%、強盗事件は3.6%それぞれ減少している。
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