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感謝祭を過ぎれば、街やビル、ショーウインドーはホリデー色に染まる。ホリデーの代表はクリスマスだが、クリスマスといえばサンタクロース。24日の夜に“よい子”に送られるクリスマスプレゼントを楽しみにしている子どもも多いのでは。サンタクロースのモデルは守護聖人であることや、そのおおらかなイメージから、サンタクロースのイメージは得てしてよいものだ。そんなイメージをぶち壊しにする事件がニューヨークで起きた。
6日、マンハッタン区ミッドタウンのヘラルドスクエアにあるデパートメントストアのメイシーズ前に、サンタクロースに扮した路上パフォーマーが、とある家族と写真を撮ったのち、寄付金として金銭を要求したため、写真を撮った家族の7歳の男子は非常に驚き、彼の母親は子どもが持っていたサンタのイメージを壊したとして、怒りに震えているというのだ。同区ソーホーに住む家族の母親は、息子の「お金をせびるなんて、偽物のサンタだ」と悲しそうに言うのを聞いて、いたたまれなくなったという。
偽サンタの“中身”は、ブルックリン区ブッシュウィックに住むブルース・クラーク(35)で、ニューヨーク・ポストへの取材に対し、「私の職業はストリート・パフォーマーで、何1つ法律違反をしていない。逮捕されたこともなければ、チケットを切られたこともない、まっとうなパフォーマーだ」と述べている。
“クラーク・サンタ”は、警察から一旦その場を離れるよう指導されたが、逮捕には至っていない。
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