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銃規制を提唱する米国最大の組織エブリタウン・フォー・ガンセーフティが10日、「銃暴力をなくそう」と題する啓発動画を発表した。同動画には、発砲事件の被害者遺族のほか、オバマ大統領や女優のジュリアン・ムーアさん、俳優のマイケル・J・フォックスさん、映画監督のスパイク・リーさんなど著名人も出演し銃規制の重要さを訴えている。
発表に合わせ、バージニア工科大学発砲事件の遺族で同組織のメンバーのコリン・ゴダードさんは「米国では平均で毎日88人が銃で殺されており、銃による殺人事件の被害者になる確率がほかの先進国に比べ、約20倍も高い」と説明し、「銃規制を求める国民の声の高まりを広く示そうとビデオを制作した」と述べた。
また同組織では「ウィ・キャン」または「エンド・ガン・バイオレンス」と呼びかける、ボイスメッセージ動画の投稿を呼びかけており、集まった動画は今回の啓発動画の末尾につなげ、銃暴力に反対する国民の声を広げたいと述べている。
さらに今月13日には、26人が犠牲になったコネチカット州サンディフック小学校の銃乱射事件から3年を迎えるタイミングだったため、銃規制を訴える運動、オレンジウォークが全米で開催された。
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