米メジャーリーグ球団(MBL)ニューヨーク・メッツと年内でスポンサーシップ契約を終了することを今月はじめに発表していたペプシコーラ。メッツの本拠地である、クイーンズ区のシティ・フィールドのトレードマークとして知られるペプシのネオンサインがコカ・コーラに置き換えられる日まで、2週間を切った。
長年メッツのスポンサーを務めてきたペプシコーラはこのたび、イリノイ州シカゴにあるシカゴ・カブスの本拠地リグリー・フィールドへの出資を増やすため、メッツとのスポンサー契約を更新しないことを発表し、球場にあるペプシサインが撤去されることが決定した。メッツのルー・ディパオリ球団副理事長は「ペプシコ社には長い間、良いパートナーとして連携してもらえて感謝している」としながらも「すぐにコカ・コーラ社から好条件のスポンサー契約を提示された。球団に新しい風を吹き込んでくれるだろうと、提携を楽しみにしている」と述べた。
コカ・コーラのサンディ・ダグラス北米支社長も「球場を訪れる観客に最高の時間を届けることができたら」と話す。ワールドシリーズに進出した今期のメッツを祝福する記念コーラ缶の販売も決まり、関係者は新たにコカ・コーラサインの登場を心待ちにしている。