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非営利団体ストラップハンガーズ・キャンペーンが行った交通に関する調査によると、ニューヨーク市内で時速15マイル(約24キロメートル)以下で走るバス路線が35本もあることが分かった。
この調査によると、最も遅いのは時速3.1マイル(約5キロメートル)で走るM66のクロスタウンバスで、同団体からポーキー(動作が非常にゆっくりな様子の意)賞という不名誉な賞が贈られた。走行速度の遅いバスはマンハッタン区に多いものの、ブロンクス区キングスブリッジとサウスブロンクスを結ぶBX2が時速4.8マイル(約7.7キロメートル)、ブルックリン区のB35が時速5.8マイル(約9.3キロメートル)を記録した。
また同調査では、間隔を空けず立て続けに同じ路線のバスが複数来たり、スケジュール通りに運行しないなどの最も信用ならない路線にはシュレッピー賞を贈っている。これには、マンハッタン区の東側を走るM1バスが選ばれた。同路線は1日のスケジュールのうち37%のバスが、予定時刻とは違う時間に運行されていた。
今回の調査について、バスを運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、「遅延の原因となる一般車両の二重駐車や配達車両が道をふさぐなどの問題を共同で解決していくよう、市側にさらに働きかけたい」と述べている。
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