ワシントンD.C.に拠点を置くNPO団体、ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)が発表した最新調査によると、ニューヨーク市が全米で最もLGBTフレンドリーな都市であることが17日、分かった。
ニューヨーク市は、最高得点である100点を獲得してトップにランクインした。この調査は、HRCが全米の各都市における公共サービス、法律や条例などを数値化し、ランキングを作成したもの。同団体は2012年に開始して以降、毎年このランキングを発表している。市が100点満点を獲得してトップになるのは、これで4年連続になるという。
ニューヨーク州からは、ニューヨーク市、オールバニ、ブルックヘブン、バッファロー、ノースウエスト・ハーバー、ロチェスター、シラキュース、ヨンカーズの8つの都市がランク入りした。これらの都市は平均で85点を獲得して、全米平均である56点を大きく上回った。
ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は、取材に対し、「喜ばしい結果。これからも市は多様性を受け入れ、人権において平等に暮らすことのできる都市を目指す」と述べている。
最低にランクインしたのは、21点を獲得したカンザス州ウィチタだった。