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マンハッタン区ノリータに拠点を置く、ニューヨーク市消防局(FDNY)ラダー20のマスコット犬として愛された、ダルメシアンのトゥエンティが5日、亡くなっていたことが分かった。
ラダー20のゲイリー・イオリオ署長が消防署のフェイスブックにて5日、この悲しいニュースを投稿すると、6万を超えるライクがつき、2万4000以上シェアされた。イオリオ署長は投稿の中で、「消防署内を駆け回り、出動を常に見守ったトゥエンティがいなくなったなんて、信じられない。消防署のメンバーだけでなく、地元のみんなに彼女は愛されていた。どれだけ僕たちが励まされたか分からない。彼女の助けには心から感謝している」と述べている。
ラダー20は、2001年9月11日に発生した世界同時多発テロの際、世界貿易センタービル北棟35階での救出活動中に7人の消防士を失っていた。当時子犬のトゥエンティは、ロチェスター郡の保安官2人が同消防署に応援のギフトとして送った“一筋の光”だった。人々に愛されただけでなく、消防士たちの心の傷も癒したトゥエンティは、これからも人々の記憶に残り続けるだろう。
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