帰宅途中の高校生であふれる、学校に近いブルックリン区の路上で13日、10代の少年が発砲事件の流れ弾に当たり死亡するという事件が起きた。
同区イーストニューヨークのリボニアとペンシルバニア・アベニューの交差点付近の路上で、同日午後3時ごろ発砲事件が発生。頭部に銃弾を受けた18歳の少年は近くの病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。少年は、現場近くにあるトーマス・ジェファーソン高校のキャンパス内で授業を行っているハイスクール・フォー・シビルライツの卒業生で、氏名や事件の詳しい状況については明らかにされておらず、現在捜査が進められている。
このほか、17歳の少年も肩に銃弾を受け、病院で手当てを受けているが、容体は安定しているという。この少年が肩を撃たれ複数の友人とともに、近くの商店に駆け込む姿を、防犯用の監視カメラが捉えていた。
事件が起きた場所は高校のキャンパスと小学校との中間地点にあり、終業間もない時刻であったため、周辺のレストランや商店、路上にいた多くの生徒たちは事件を目撃している。
事件に関与したとして3人が逮捕され、犯行に使用された銃が押収された。