RELATED POST
地域の防犯や治安の向上を目的とした活動を行うNPO団体「ガーディアン・エンジェルズ」が、20年以上ぶりにニューヨーク市の地下鉄でのパトロールを再開する。
同団体は1994年以降、24時間体制での地下鉄のパトロールを行っていなかったが、市内の地下鉄で1カ月の間に6件もの刃物による殺傷事件が起きたことなど、地下鉄網での治安悪化を受け、人々が安心して地下鉄を利用できるようにとの思いから活動再開を決めたという。
同団体設立者のカーティス・スリワさんは、「警察やMTA(ニューヨーク州都市交通局)だけでは対応しきれず、支援を必要としているのは明らかだ」と述べており、以前のようにメンバーが24時間体制で地下鉄車両内やプラットフォームを巡回し、監視の目を光らせる。
地下鉄利用者からも、地下鉄でのパトロール再開を求められていたといい、「監視の目は多いに越したことはない」、「安心して地下鉄に乗れる」などと活動の再開を歓迎する声が多く寄せられている。
同団体の活動は、地下鉄のパトロールだけでなく、地域の見回り、清掃、学校での安全指導や犯罪予防教育など多岐にわたる。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売