公園でウマの頭部発見 民族的または宗教的慣習か

 28日、マンハッタン区ワシントンハイツのハイブリッジパークを散歩中の通行人が、段ボール箱の中に入ったウマの頭部を発見し、ニューヨーク市警察(NYPD)と米国動物虐待防止協会(ASPCA)に通報した。
 同午前11時ごろ、発見者はアムステルダム街に面した公園の西側190丁目付近で、シミで汚れたコロナビールの段ボール箱を見つけ、中を見たところ、切断されたとみられるウマの頭部のほか、果物や野菜、ウマ以外の動物の骨らしきものが入っていた。NYPDは、第一発見者が、まるで料理されていたようだったと証言したことを明らかにした。
 また、同じ日に同区のインウッドヒルパークでもヤギやヒツジの胴体の一部を、別の通行人が発見したという。
 NYPDは、馬肉を食べる習慣があり、27日が独立記念日だったドミニカ共和国に関係する人物、または動物のいけにえ儀式を行うブードゥー教との関連性を示唆しており、現在調査している。

Charley Lhasa