10日より、マンハッタン区のグランドセントラル駅で訪日観光促進イベント、「ジャパンウィーク2016」が始まった。
同イベントは、日本政府観光局(JNTO)主催、在ニューヨーク日本国総領事館の後援による訪日観光旅行促進事業の一環で、5回目となる今回は、日本時間の26日に北海道新幹線が開業することや、ことしで東日本大震災から5年という節目を迎えることから、「北海道・北東北」というテーマに、ご当地料理や観光地を紹介する。
初日は午後1時のオープンと同時に多くの人が押し寄せ、すぐに会場への入場規制がかかる人気ぶりで、1時間後には会場の外まで100人ほどの行列ができた。
入り口には、目玉企画として「回転寿司」が登場し、東北産の米や北海道産の海の幸を使った寿司を振る舞うことで好評を博している。また、企業や自治体が出展するブースコーナーも人気で、だしなどの無添加自然食品の物販と試食を行う「久原本家 茅乃舎(かやのや)」の担当者は、「今回が初の米国出展。日本、アジアで人気の当社のだしを米国でもいつか販売したいので、その足掛かりとなれば」と話す。
同イベントは12日まで開催される。(3月10日取材)