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8日付のメトロ・ニューヨークによると、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事と、ニューヨーク州都市交通局(MTA)最高経営責任者のトーマス・プレンダーガスト氏は同日に記者会見を行い、今後5年間で最新式のバス2042台を導入することを発表した。
このバスには、無料でWi-Fiサービスが提供されるほか、携帯電話などの端末を充電するためのUSBポートが車内35〜55カ所に設置され、交通事故を防止するための安全装置も備え付けられるという。
まず75台がことし中にクイーンズ区の路線でデビューし、続く2年内でさらに70台がブルックリン区、209台がブロンクス区、18台がマンハッタン区の路線で走行を開始する。残りは2020年までに順次導入され、現行のバス全体の40%が入れ替わる予定だ。
また、残り6割のバスにおいては17年末までに、従来の車両にWi-FiサービスとUSBポートの設置を完了する予定のほか、およそ200台のバスに液晶ディスプレイのインフォメーション画面を搭載する計画で、一部では試運転を開始している。
ニューヨーク州は、MTAの15〜19年資本計画261億ドル(約2兆9500億円)に対し、82億ドル(約9260億円)を出資しており、今回の最新式バス導入にはこの資本計画から13億ドル(約1570億円)が割り当てられる。
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