3月31日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ブルックリン区で6週間の間に同一犯によるものとみられる19件もの住居侵入窃盗事件が起きており、ニューヨーク市警察(NYPD)が捜査を進めている。
NYPDの発表によると、窃盗犯は、主に同区ウィリアムズバーグやグリーンポイントなどのエリアで、マッカレンパークから数ブロック内にある住宅をターゲットに早朝を狙って忍び込み、鍵、各種クレジットや銀行カード、現金、コンピューターなどを盗んだとみられている。ある事件では、窃盗犯は住宅に侵入した後、鍵束を盗み、1998年型のトヨタ・レクサスを乗り回した形跡があったという。わずか8ドル(約900円)の現金だけを盗んで逃走した一件もあった。
最初の犯行とみられるのは2月19日で、直近ではジャクソン・アベニューとマンハッタン・アベニュー付近で起きた3月22日の事件が報告されている。
NYPDは、3月12日にキャロルガーデンのコート・ストリートと西9丁目付近で起きた事件の直後、地下鉄駅の監視カメラに写っていた男2人を重要参考人として、行方を追っている。