15日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市消防局（ＦＤＮＹ）の2017年版「ヒーローたちのカレンダー」の注文受付を開始したところ、予約が殺到し、早くも完売するほどの人気だという。
人気の理由は、17年度版のカレンダーには、ヒーローだけでなく、“ヒロイン”たちも登場するため。ＦＤＮＹおよび緊急医療技士（ＥＭＴ）、医療補助員（Paramedic）から選ばれ、初めて女性がモデルになった。選ばれたのは男女12人ずつの計24人。１つの月にトップレス姿の男性とノースリーブ姿の女性が１人ずつ登場するというデザインで、「例年よりも２倍ホット」と宣伝している。
ＦＤＮＹのダニエル・ニグロ局長は、「命をかけてニューヨーク市民の安全を守る各部門を代表する男女、真のヒーローたちが登場する。誇りに思う」と述べた。
同日には、地元テレビ局のニュース番組に全員で出演したほか、数名がマンハッタン区ヘラルドスクエアでサイン会を実施した。５月を飾ったミッシェル・キャンベルさんは、「楽しかったし、とても光栄に思う」と喜びを表現した。
カレンダーは、ＦＤＮＹの公式ウェブサイトwww.fdnyshop.comで購入できる。売上は全て非営利団体、ＦＤＮＹ財団に寄付され、市の防災教育に使われる。
