18日付のCNNニュースによると、ニューヨーク州立大学バッファロー校が、5千人以上の入学希望者に誤って合格通知を送っていたことが分かった。
同大学副学長のジョン・デラコントラダ氏が15日、メディアおよび関係者へ発表した声明によると、出願者の記録から誤ったEメールリストが作成され、5109人の入学希望者に合格通知が送信された。同校はこれが発覚してから3、4時間のうちに、誤ったメールを受け取った入学希望者らへ、謝罪文とともに事情を説明するEメールを送信したという。
同氏によると、誤った合格通知を受け取った入学希望者らの願書の審査は進行中であり、受信者全員が不合格だったわけではなく、今後、合格者には本物の合格通知が送られるという。
同様の事件はこれまでにも全米で起きており、カーネギー・メロン大学では昨年、全米でトップクラスといわれるコンピューター・サイエンス学科修士課程への入学希望者のうち、不合格だった800人に誤って合格を知らせるEメールが送信された。また2014年には、ジョンズ・ホプキンス大学で、数百人の不合格者に誤って合格通知が送信される事件が起きている。そのほか、12年にはカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で、補欠合格者894人に誤って入学を知らせるメールが送信されている。