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19日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は18日、地下鉄利用者数の統計を発表し、2015年の乗客数が過去最高に達したことが分かった。
1日の平均乗客数は約570万人で、そのうち600万人を超えた日は49日あった。1年間の乗客数は約17億人にも上り、記録が残っている1948年以降、最も多い数だという。線別の調査では、J、Z、M線の乗客数が4.2%上昇していることが分かり、MTAは、地下鉄利用者が混雑しているL線を避け、これらの路線を代わりに利用するようになったのでは、とみている。
一方で7番線は、現在行われている信号取付工事などの影響で、一部の駅を飛ばし運行しているため、乗客数は4.6%減少している。ただ、昨年はニューヨーク・メッツがワールドシリーズに進出した影響もあってか、メッツ・ウィレッツ・ポイント駅のみ、乗客数が13.1%上昇した。
しかし、依然として各駅や電車内での混雑は問題となっており、MTAの広報担当は、「全路線で運行本数の拡大を検討している」と述べた。また、年内には2番街を通る地下鉄T線が開通する予定で、これで4、5、6番線の混雑が緩和されるだろうと予測している。
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