ミュージカル作曲家・音楽監督の砂本典子氏による脚本・演出ミュージカル「おもてなし・ジャーニー(OMOTENASHI Journey)」が4月26日、タイムズスクエアのエレクトラシアターで行われたオーディション「ニューヨークズ・ガット・タレント」決勝に出場し、準優勝した。日本人によるミュージカル作品が決勝に残るのは、これが初めて。
同作は、日本人の「おもてなし」の心をテーマに、ニューヨークというダイバーシティーをファンタジーの世界で表現する舞台。多国籍キャストだが、日本人の出演者が半数以上を占めた。次々と移り変わるシーンの中でのダンスや歌、また豪華な衣裳に客席からは笑い声や歓声が上がり、スタンディングオベーションで幕を閉じた。
砂本氏は、「審査員や観客からのコメントを生かして、これからもいろいろな文化を理解し、融合させるような作品を作っていきたい」と述べた。
同作は8日の「Japan Day @ セントラルパーク」でも上演が決まっている。
www.broadwayworld.com/article/OMOTENASHI-JOURNEY-Wins-2nd-Prize-at-New-Yorks-Got-Talent-Finals-20160427