2日付のDNAインフォによると、多忙で母の日にお母さんに会うことができないニューヨーカーに、オフィスへ「おばあちゃん」を届けるサービスがあるという。
「おばあちゃん注文配達(Granny-on-Demand)」は、マンハッタン区の映像関連会社、キープ・ツリーが行う。注文すると、8日の母の日を前にした6日の金曜日、おばあちゃんが無料でオフィスへ“配達”され、おばあちゃんから温かくハグしてもらうこともできるという。同社のゼネラルマネージャー、ブローディ・アーリック氏は、「代理でもお母さんの温かさを感じてもらえれば」と話す。
おばあちゃんは、「うるさ型」「話し好き」「忘れがち」「ハイテク・オタク」の4つのタイプから選ぶことができる。同社は、クレイグズリストを使っておばあちゃんを募集中で、採用にはハグのテストがある。ゆるすぎず、きつすぎず、短すぎず、長すぎず、ちょうどよい程度のハグができるおばあちゃん4人を厳選しているという。
おばあちゃんとハグするところをビデオで撮り、実の母親に送ってもらおうというのが、このサービスの狙い。アーリック氏は、「お母さんに会いたいけど、今は代理でがまんしているよ」というようなメッセージを添えてはどうかと提案している。