「ハミルトン」が最多部門に  トニー賞ノミネート発表

 3日、第70回トニー賞のノミネート作品が発表された。スマッシュヒットを飛ばす「ハミルトン」が、史上最多となる16部門にノミネートされた。
 現在の米10ドル紙幣の肖像で、米国建国の父の1人、アレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップミュージックに乗せて描いた同作は、オフ・ブロードウェーから人気に火がつき、ブロードウェーでの上演開始前からチケットが売り切れるほど大好評。「ブライト・スター」、「スクール・オブ・ロック」、「シャッフル・アロング」とともにミュージカル作品賞にノミネートされた。
 また注目を集めるのは、作曲家で主演を務める、マンハッタン区出身のリン=マニュエル・ミランダさん。2008年に自身が手がけた「イン・ザ・ハイツ」でも4部門を獲得した実力派は、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞だけでなく、クイーンズ区出身で共演のレスリー・オドム・ジュニアさんとともにミュージカル主演男優賞にもノミネートされている。
 トニー賞授賞式は6月12日、アッパーウエストサイドのビーコン・シアターで行われる。

www.hamiltonbroadway.comより

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