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5日付のエーエム・ニューヨークによると、殉職したニューヨーク市警察(NYPD)の追悼式典がマンハッタン区のNYPD本部で同日行われ、新たに19人の名前が「追悼の壁(メモリアル・ウォール)」に追加された。
この式典には、ビル・デ・ブラシオ市長や殉職警官の家族ら数百人が参加。厳かに鳴り響くバイオリンの音を背景に、1人ひとりの名前が読み上げられた。挨拶の辞で壇上に立ったNYPDのビル・ブラットン本部長は、「この式典ほど悲しいものはない」と述べ、殉職警官の全うした人生、街の人々に捧げた人生を追悼する意義を強調した。
新たに追加された警官のうち16人は、2011年に起こった同時多発テロの犠牲者であり、本部長は「犠牲者の記憶をわれわれの心に刻み込んで、決して忘れることはない」と述べた。残りの2人は職務中に市内で銃弾に倒れ、1人は空軍州兵としてアフガニスタンで落命している。
さらにブラットン本部長は、南北戦争で戦死した兵士、サリバン・バロウが死の直前に妻サラに宛てた、「明るい昼も、暗い夜も、いつもお前のそばにいる。いつも」という手紙や、絵本作家ドクター・スースの「泣かないで、もう終わったことだから。笑って、今起きていることだから」という名言を挨拶に引用して哀悼の意を表した。
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