ニューヨーク市が“ガス抜き” 健康に害なし

 米国土安全保障省(DHS)が9日よりニューヨーク市内の各地でガスを放出することを発表し、各メディアが報じた。このガスは地下鉄システム内の空気の流れを分析する調査の一環として放出されるもの。調査結果はテロ対策に活かされるという。DHSは「ガスは無害」としている。
 “ガス抜き”は、マンハッタン区のグランドセントラル、タイムズスクエア駅やクイーンズ、ブルックリン区の一部の駅で行われる。電車の運行に変更はない。
 「不審物を見たら即通報」と教わっているニューヨーカーに、駅構内で調査器具を見つけても通報しないよう勧告している。

調査は1週間ほど続く予定となっている (photo: Daily Sun)