IS支援で6人目の男を起訴 渡航費支援の疑い

  11日付のニューヨーク・タイムズによると、スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)を支援していたブルックリン区の男が起訴された。昨年同様の罪で起訴されたアクロール・サイダクメトフ、アブロー・ハビボフ、ディルカヨット・カシモフ、アクマル・ザキロフ、アブドゥラサル・ハサノビッチ・ユラボエフ被告に続き、逮捕者はこれで6人目となる。
 ウズベキスタン国籍のアジズジョン・ラクマトフ被告(28)は、ハビボフおよびザキロフ被告とともに、サイダクメトフ被告がシリアへ赴きISに参加するための費用を支援した疑いが持たれている。同被告は昨年、ジョン・F・ケネディー国際空港で、イスタンブール行きの便に搭乗したところを逮捕された。
 渡航予定日の8日前、同被告の渡航費用と武器の購入費に充てるため、ラクマトフ被告らはおよそ2400ドル(約26万円)をザキロフ被告の口座に送金したという。
 検事局はまた、サイダクメトフとユラボエフ被告が、ブルックリン区のコニーアイランド爆破やバラク・オバマ大統領の暗殺などを計画していたことを明らかにした。有罪が確定すれば最高50年の実刑判決を受けることになる。