NY名物「馬車」が値上がり 市長の公約どこ行った
20日までにマンハッタン区セントラルパークを周遊する馬車の乗車価格が値上がりしたことが分かり、各メディアが伝えた。
初乗り20分の価格が、これまでの50ドルから54.08ドルに、その後10分ごとに20ドルだったところ、21.63ドルとなった。6年ぶりの値上がりとなる。
ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は、就任時に「馬車廃止」を公約に掲げており、今回廃止に失敗しただけでなく、値上げを強いることになった。市長の広報は、「値上げは、市長が就任する数年前から決まっていたこと。市長の公約と気持ちに一切の変更はない」と強調した。