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19日付のニューヨーク・ポストによると、マンハッタン区地方裁判所はこのほど、女性の見かけを理由に解雇することは性差別にならないという判断を下した。
同区ウォール街のカイロプラクティック院で働く女性セラピスト、ディレック・エドワーズさん(32)は、長いブロンドヘアに整った顔立ちで、美人と評判だった。同院は、カイロプラクターのチャールズ・ニコライさんと妻が共同経営する。2013年10月、エドワーズさんは、ニコライさんの妻から「私の夫に手を出さないで」と忠告を受けた。ニコライさんは、エドワーズさんがあまりに「可愛い」ので、「妻が嫉妬している」と弁解したという。
エドワーズさんは、「私たちの間にやましいことはない」と主張していたが、ある日突然解雇の通知を受け、不当だとして訴訟を起こした。「魅力と性別は関係する。魅力的だからという理由で解雇するのは、性差別だ」と主張したのである。
しかし、同裁判所のシュロモ・ヘイグラー判事は、「魅力的ということに関して男女で基準が違っていたとしても、差別とは言えない」として訴えを退けた。
エドワーズさんの弁護士は、判決を不服として控訴するとし、「女性がセクシーか否かで差別されるのは、まったく不幸なこと」と述べた。
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