不動産開発会社のシティ・リアルティーによると、マンハッタン区アッパーウエストサイドの15 Central Park Westが、ニューヨーク市内で最も高価な不動産に選ばれた。
同区にあるトップ100棟のコンドミニアムの価格を半年ごとに追跡調査した結果によると、市内で最も高価な不動産は、15 Central Park Westで、1平方フィートあたり6039ドル(約66万円)。2位は昨年トップのミッドタウンにあるOne 57だった。The Walker Tower、432 Park Avenue、The Warner Centerがこれに続く。
売買された中で最も高価なのは、同コンド内の4ベッドルーム、6バスルームの4500万ドル(約50億円)の物件だった。同区のコンドは市内でも高い値が付くが、売買件数は昨年10月~ことし3月までに566件で、昨年同時期の334件から増加した。これは、賃貸アパートからコープに変更されるビルが増えており、その際、入居審査が不要となるからと考えられる。
同調査によると、市内の土地価格の平均は、1平方フィートあたり約2344ドル(約26万円)で、昨年に比べ3%増えたが、今後1年間の上昇率は鈍くなる見込みだという。