消火栓に激突、大破 MH区で1人死亡

 31日付のニューヨーク・ポストによると、同明け方のマンハッタン区ミッドタウンで車両が縁石に乗り上げ、消火栓に激突する事故が起きた。車に同乗していた1人が死亡、運転手が重体だという。
 ニューヨーク市警察(NYPD)によると、同午前3時半すぎ、31歳の男性が運転する日産アルティマは、西54丁目と6番街付近を走行し、6番街を北上していたが、猛スピードで縁石に乗り上げ、消火栓に激突、車は真っ二つに裂けるように大破した。
 同乗していた33歳の男性は、聖ルークズ・ルーズベルト病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。身元は公表されていない。運転手は、ベルビュー病院へ搬送され、予断を許さない状態だという。
 NYPDによると、目撃者は「相当のスピードを出していた」と証言している。詳しい事故原因を捜査するため、同午前8時半すぎまで現場一帯を封鎖した。
 同午後1時現在、通行止めと交通規制は解除されている。

歩行者の通行が可能になった事故現場付近の西 54丁目=31日正午 (photo: Chihiro Furukawa)