連休中日に発砲事件相次ぐ 市内各所で、重体者も

 30日付のNBCニューヨークによると、3連休中日の29日、ニューヨーク市内各所で6件の発砲事件が発生し、少なくとも9人の負傷者が出たことが分かった。
 1件目が発生したのは同午後2時45分ごろで、ブルックリン区ベッドフォード・スタイブサントの公園で20歳の男性が3発の銃弾を受け、キングス・カウンティ病院へ搬送された。男性は一命を取り留め、容態は安定している。また午後8時半ごろ、同区ブラウンズビルで19歳の男性が首に銃弾を受け病院へ運ばれた。午後9時半ごろには、マンハッタン区イーストハーレムの団地トーマス・ジェファーソン・ハウスで、男性がけんかの最中に腹部を撃たれ、病院へ運ばれた。どちらの男性も命に別状はない。
 クイーンズ区でも、午後10時45分ごろに同区サウスジャマイカで女性2人と男性1人が撃たれ、11時15分ごろには同区リッチモンドヒルで、男性2人が足と胴をそれぞれ撃たれた。どちらも負傷者はジャマイカ病院へ搬送され容態は安定している。また、ほぼ同時刻にスタテン島フォックスヒルズでは、車中にいた25歳の男性が何者かに頭部を撃たれた。男性は病院へ運ばれ、重体だという。
 ニューヨーク市警察(NYPD)によると、いずれの事件でも31日午前現在、逮捕者は出ていない。

Stephen Z