日本のプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグplus」のオールスターチームが６月４日来米し、約１カ月にわたり米国とカナダのチームによる北米独立リーグ「Can-Amリーグ」に合流し、シーズン初戦から19試合に参加する。
話題の独立リーグが２度目の北米遠征
日本人にとって最もポピュラーなスポーツである野球。日本のプロ野球界で話題の独立リーグ、「四国アイランドリーグplus」を知っているだろうか。藤川球児選手（現：阪神タイガース）や角中勝也選手（現：千葉ロッテマリーンズ）など、有名選手も在籍したことがあり、地域とのつながりを大切にしてファンを集めるなど、盛り上がりを見せている。同リーグの選抜メンバーが、ことしも北米遠征を敢行。昨年始まったこのイベントは、日米の独立リーグによる試合を通した国際交流として、これまでにない歴史的な取り組みといえる。
四国アイランドリーグplusの精鋭たちは、今月９～30日まで、Can-Amリーグの６球団との公式戦19試合に挑み、さらに７月にはカナダのオタワにて、キューバ代表との親善試合も行う予定。
監督、コーチ、選手合わせて31人が来米予定
双方のリーグ関係者がぜひにと実現したこの北米遠征は、さらに上のステージでプレーすることを目指す若い選手たちの成長の場。昨年の遠征に参加した代表選手29人のうち６人が日本野球機構の球団に入るという夢を実現させたという。ことしの代表選手たちも、野球の本場でさらに技術を磨くことだろう。
四国アイランドリーグplus事務局長、坂口裕昭氏は、「海外のリーグと国境を越えた交流を重ねることで、人間としても一回り大きくなってくれるものと信じています。未来のスター候補生である若き侍たちの挑戦に、ぜひ注目してください」と、選手の成長とリーグの発展に期待を寄せる。
遠征中、ニューヨーク近郊でも直接選手を応援できる機会を設けている。５日は、ニュージャージーを拠点に活動する野球チーム、High Heat Baseballが主催する壮行会を開催。誰でも気軽に参加でき、選手と触れ合うことができる。また、７日の大学野球チーム、Amsterdam Mohawksとの交流試合も見学可能。年に１度の北米遠征、四国アイランドリーグplusの熱いプレーを間近で見よう！
昨年の壮行会の様子。米国滞在中、選手はホームステイもするという
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「四国アイランドリーグplus」北米遠征スケジュール
６月５日（日）：High Heat Baseball主催壮行会
７日（火）： ＬＩでAmsterdam Mohawksとの交流試合
９日（木）：シーズン初戦（～30（木）まで）
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まだ間に合う! High Heat Baseball主催 壮行会
日時：６月５日（日）午後12時～３時
場所：Northern Valley Baseball Academy: 51 Railroad Ave, Closter, NJ
参加費：１人５ドル ※4歳以下は無料 ※要事前申し込み。
問い合わせ・申し込みはnobushinya@high-heat-baseball.comまで。
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