LGA改修工事の詳細明らかに ターミナル改良など40億ドル計画

 2日付のエーエム・ニューヨークによると、クイーンズ区にあるラガーディア国際空港(LGA)の改修工事の詳細が1日、明らかになった。
 開発業者、ラガーディア・ゲートウェー・パートナーズによると、改修工事は2022年完了予定。予算40億ドル(約4360億円)をかけて、中央ターミナルにコンコースを2カ所設け、それぞれを連絡通路でつなげる。搭乗口の総数は現在の35から変更されないが、連絡通路の下が飛行機の専用レーンとなっており、飛行機が空港敷地内を効率良く移動できるようになる。このような設計が空港に採用されるのは今回が初めて。
 1964年建設のターミナルBは、多くの航空会社が乗り入れる同空港の主要施設。現在1400万人が利用する同ターミナルは、セキュリティー検査場が4カ所に分かれているが、新ターミナルでは検査場を1つにまとめ、充分なスペースを確保することで混雑緩和を図るほか、飲食店や座席を増やす計画だ。
 ターミナルをはじめとする同空港は老朽化が進み、施設が充実していないなど悪評が立っていた。

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