行政初のトイレフリー運動 NYC、Tジェンダー支援

 6日、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は、トランスジェンダーの人々が自分の認識する性別でトイレを利用することができる条例の啓発キャンペーンを同日よりスタートしたことを発表した。市などの行政の取り組みとしては、全米初。
 「beyouNYC」というこのキャンペーンでは、ニューヨーク市在住のトランスジェンダーをキービジュアルにしたポスターが、地下鉄車両内など、公共の場に貼られる。
 市長は「全てのニューヨーカーが、自分の認識する性別のトイレを利用する権利がある。このキャンペーンはそれを後押しするもの」と述べている。

ポスターは英語のほか、スペイン語や韓国語など数カ国語で作られている (Photo: beyouNYC)