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7日付のフォックス・ニュースによると、2001年9月11日に発生した同時多発テロ後の救助活動で活躍した救助犬、ブリターニュが6日、16歳でその生涯に幕を閉じたという。ブリターニュは当時救助に当たった救助犬のうち、最後の生き残りだったという。
2000年、米国最大のボランティア消防団体、サイファ・ボランティア消防団(CFVFD)に災害救助犬として登録されてから、人命救助を使命として活動してきたブリターニュは、同時多発テロの発生直後から現地入りし、捜索と救助活動を行った。その後も、05年に米南東部を襲ったハリケーン・カトリーナなどの大災害が起きた際に、第一線で活躍したという。
ブリターニュは10歳のときに引退したが、その後もCFVFDの大使として働き、ほかの救助犬の訓練などにも立ち会ってきたほか、地元の小学校や養護学校などを訪問し、子どもたちと触れ合うなどの活動も行っていた。
ブリターニュはとても落ち着いた性格だったといい、CFVFDは「ブリターニュは立派な国家公務員で、地域および国のために働いてくれたヒーローである」とし、「これからも彼女の功績は受け継がれていくだろう」とコメントを発表した。
ブリターニュは人間でいうと120歳に当たる老犬で、腎臓が弱っていたという。
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