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8日付のエーエム・ニューヨークによると、ブルックリン区のクラウンハイツ=ユティカ・アベニュー駅で同日、ニューヨーク市警察(NYPD)が行う無賃乗車の取り締まりに偏りがあると主張する抗議団体が、通勤客らにメトロカードを無料で配布するキャンペーンを行った。
「スワイプ・イット・フォワード」という同キャンペーンを企画したのは、ポリス・リフォーム・オーガナイジング・プロジェクト(PROP)のメンバーらで、当日午前7時半に同駅の改札前で、合計で500ドル分のメトロカードを改札を通る人々に手渡した。PROPのロバート・ガンジ氏は抗議活動について「昨年NYPDが無賃乗車で逮捕したのは2万9198人で、その92%が有色人種だった。無賃乗車で逮捕されるのは有色人種ばかりだ」と指摘し、「これはマイノリティーに対する警察の嫌がらせにほかならず、この取り締まりに断固抗議する」と訴えている。
一方、NYPDのビル・ブラットン本部長は「無賃乗車を取り締まるのは、大きな犯罪への進展を未然に防ぐため。乗車する際は誰もが運賃を払うのが当たり前で、無賃乗車を見逃すことは、不正行為を認めることになる」と述べている。
市の規定によると、メトロカードの転売は違法だが、他人に無償で譲ることは合法だという。
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