14日付のエーエム・ ニューヨークによると、歌手のプリンスが 13日、マンハッタン区ハーレムにあるアポロシアターの「名声の歩道」(Walk of Fame)に加えられ、その功績が永遠に顕彰されることとなった。
4月21日、ミネアポリス郊外ペイズリーパークの自宅で、オピオイド系鎮痛剤の過剰摂取により57歳で亡くなったプリンスは、アポロシアターで何度もコンサートを行ったことがあり、縁が深い。亡くなった日には、同シアターの入り口にシンボルの紫色のカーペットが敷かれ、 死亡のニュースを知ったファンが大勢集まり、その死を悼んだ。
13日の記念式典では、やはりシンボルとなっている紫色のカーペットが敷かれ、歌手のメリッサ・モーガンさんやアンディ・アロさん、サクソフォン奏者のマセオ・パーカーさんらがプリンスの名前の入ったプレートをお披露目した。また、ミネアポリス出身で、プリンスのバックバンドをしていたことで知られるロックバンド、ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーによるパーフォーマンスもあり、式典を盛り上げた。
プリンスのプレートが埋められたこの歩道には、マイケル・ジャクソンやジェームス・ブラウンなど、同シアターゆかりのスターらの名が刻まれている。