15日付のメトロ・ニューヨークによると、アパート検索サイトのアボドがミレニアル世代を対象に行った最新の調査結果で、全米で最も住みたい都市として選ばれたのはニューヨークである一方、生活をする際に重要な条件を最も満たしているのはフィラデルフィアだということが分かった。
全国の18~34歳の若者2000人が対象となった同調査によると、住みたい都市1位にニューヨーク、2位にサンフランシスコ、続いてシアトル、ポートランドがランクインした。フィラデルフィアは20都市中17位だった。
一方で、住む場所を決める際に考慮する20の条件について、10段階で評価した結果、最も重要視するのは「労働市場が活発であること」、それ以外は「手頃な家賃」「手頃な物価」「公園やハイキングコースがある」「チェーンではないレストランがある」が選ばれた。それらの条件を満たしている都市は、20都市中フィラデルフィアが1位となり、ニューヨークなどの住みたい街ランキングの上位都市を上回ることが分かった。
また、ニューヨークで一般的な生活をするには平均で年収15万8229ドル(約1680万円)必要だが、フィラデルフィアはその半分以下の6万5100ドル(約690万円)あれば十分だという。