目的ズレる「ホットスポット」 有益の裏に有害あり?

 今年2月にニューヨーク市内で始動した、コミュニケーションハブとなるキオスクを設置するプロジェクト「リンクNYC」。無料でWi-Fi、端末機の充電などのサービスが利用でき、誰にも便利になった反面、これが悪用される問題が起きている。
 タイムズスクエア付近で、ホームレスの男性が高速インターネットアクセスを利用し、ポルノを視聴していたことが分かった。また、6時間にもわたりキオスクを占拠し、充電器を独占するホームレスも見つかったという。
 本来の目的を果たすことができるか。市は、新たな頭痛の種を抱えることになりそうだ。

「使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しく、お使いください」 (photo: Daily Sun)