インビザラインは、米国でも人気のマウスピース矯正。このコラムでは、30代女性が約1年間掛けて行うインビザライン矯正を、レポート形式でお届けします。
米国に来て、よく話題になるのが日本人の歯並び。米国人の友人から何度か「なぜ日本人は歯並びが悪いのを気にしないのか」という質問をされました。私も日本にいるときはほとんど自分の歯を気にしたことがなかったものの、改めてニューヨーカーの歯を見ると、みんな完璧な歯並び! なんだか自分の歯並びが気になり出しました。そこで、「自信を持って笑えるようになりたい」と矯正を決意しました。
しかし、実際に矯正と言っても、今さら金属の矯正器具を付ける勇気もなく、そんなとき、インビザラインに出会いました。インビザラインは、透明のマウスピースを付ける矯正方法なのですが、他人から見て付けていることが全く分かりません。実際にインビザラインをしている友人もいますが、本人から言われるまで全く気付きませんでした。
米国でインビザラインを始める利点として、日本に比べると①コストが安い②歯科医療が最先端③アフターケアが充実している、という点が挙げられます。
私がお世話になるウォーターサイド・デンタル・ケアでは、日本語が通じるスタッフが在籍し、不安な点も丁寧に説明してくれます。また、インビザラインの患者を数多く担当してきた古山ジーン先生も日本語が堪能で、頼れる存在です。
まずインビザラインを始める際に、むし歯がないかをチェックします。これは、マウスピースを付けてから歯の治療をすると、マウスピースの歯型が合わなくなってしまうためです。歯のチェック後、いよいよ歯型を取ります。この歯型のデータを元に、マウスピースが設計されます。その後、データに基づいて作られた、どのように歯が動いていくかというシミュレーション画像を確認し、いよいよマウスピースを注文。私の場合は合計24個のマウスピースを2週間ごとに交換していきます。約1年ほどの治療期間になる見込みです。また、プロペルという治療を追加することで、歯の動きを早め、治療期間をかなり短縮させることができます。早く、きれいな歯並びを手に入れたい私にとって、これはうれしい治療法! これから、マウスピースを付けて治療を行うのですが、今から楽しみで仕方ありません。
次回、マウスピースの装着です!
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