18日付のNBCニューヨークによると、15日、ニュージャージー州オーシャン郡レイクウッドにある公園のトランポリン施設に、特殊部隊(SWAT)と警官らが突入した。
そこで行われていたのは、6歳になるクリストファー・レイトン君の誕生会。ユニフォームに身を包んだSWATと警官を見て驚いたクリストファー君だったが、そのうちの1人が「お誕生日おめでとう!」とプレゼントを差し出すと、顔をほころばせ、このスペシャルゲストの1人ひとりと握手を交わした。
ユニフォームも持っているほどSWATの大ファンだというクリストファー君は、自閉症を患っている。地元紙のアズベリーパーク・プレスによると、ベービーシッターが誕生会のことを警察に伝えると、新任のグレゴリー・メイヤー署長がこの粋な計らいを企画。非番の警官らが、クリストファー君のためにこのサプライズを実行したという。
特殊装甲車に乗り、警察バッジやSWATをテーマにしたケーキをもらい、さらには、メンバーに「ハッピーバースデー」の歌を合唱してもらうなど、大喜びのクリストファー君。母親のクリスティンさんは、「愛情のこもった支援に、胸がいっぱいになる」と、感謝の意を述べた。