25日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市の株式公開企業ランキングにおいて、電気通信事業大手ベライゾンが昨年の売り上げで首位だったことが分かった。
米証券取引委員会(SEC)に提出された財務報告書を基に、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスが20日に公開したデータによると、17万7700人の従業員を抱える同社は昨年、約1316億ドル(約14兆円)を売り上げた。2位は、約1010億ドルを売り上げたJPモルガン・チェイス(金融)で、約883億ドルのシティ・グループ(銀行)、約700億ドルのメットライフ(保険)、約583億ドルのアメリカン・インターナショナル・グループ(保険)がこれに続いた。このほか、上位20位内にはファイザー(製薬)や21世紀フォックス(映画・娯楽)、タイムワーナー・ケーブル(衛星・ケーブル)などが入った。
上位100社全ての売り上げを合算すると1兆1800億ドル(約125兆円)で、前年度より0.033%減少した。
一方、純利益では、244億ドルのJPモルガン・チェイスが179億ドルのベライゾンを抜き、トップに輝いた。