7月31日付のCBSニューヨークによると、クイーンズ区の男性が、ニューヨーク市警察(NYPD)の警官を巻き込んでプロポーズ作戦を仕組み、見事彼女のハートを射止めたものの、大作戦に協力した警官は懲罰を受ける可能性があるという。
エフダ・コリアットさん(22)は、彼女のソーラー・オッペンさんを乗せて車を運転していたところ、警官3人に停車を命じられた。麻薬と武器の捜査をすると告げられ、顔を引きつらせるオッペンさんとともに車を降りたコリアットさんは、警官に促されてトランクを開けた。そこから取り出したのは、風船と花束、そして婚約指輪。その場でプロポーズをすると、状況に気が付いたオッペンさんは、顔をほころばせてうなずいた。その様子は、ユーチューブにも投稿されている。
しかし、事態は一変。コリアットさんによると、第101分署の警官に依頼した際には、一芝居打ってくれると快諾を得ていたが、非番であるはずの警官らは、制服を身に付けパトカーを出動させて登場したとき、実は勤務中だったということが後になって判明した。NYPD上層部は、「この件は現在調査中」とし、「場合によっては警官は懲罰を受ける可能性もある」と述べた。